3×3×3

3×3×3の解き方です。
333-01

ステップ1

まずは1面を自力で揃えます。もちろん側面も。この時点でオレンジ色の9ピースはすべて正しい位置・向きになっているはずです。次に、上下逆に持ち替え、そろった面を底面にします。
次に、そろっていない上2段を回し、中央のピースが下段と一致するようにします。
333-02

次に、上段も回してみましょう。下の図のように、青色が縦1列に並ぶ面ができると思います。この例では、一番上ののピースを右下に入れたい場合を想定しています。
333-03

ステップ2

さて、この段階で2パターンに分かれます。
1つ目は下図のように、一番上のピースを右下に入れたい場合(手順3-1)。
333-04

もうひとつはピースを左下に入れたい場合(手順3-1’)です。333-05

では、まず右下に入れる手順3-1の説明です。
注目する黄色のピースの動きに着目しながら操作すると覚えやすいと思います。
333-06

左下に入れる、手順3-1’も同様(手順3-1と左右逆)です。
ピースの動きを覚えれば手順3-1も3-1’も同じように覚えられます。
333-07

同様にして4か所すべて行えば下2段はそろういます。(ただ、4ピースともすべて上段にあるわけではないので、手順3-1を行い、いったん上段までもっていかないといけない場合もあります。)

ステップ3

次は上段の4隅のピースの位置と向きを合わせます。
333-08

位置の合わせ方は手順2-1、向きの合わせ方は手順2-2と同じなので、ここでの説明は省略します。
復習:手順2-1手順2-2(2×2×2のページの図が出ます。詳細は2×2×2のページを見てください。)

ステップ4

上段の4つの辺の中央のピースの位置を合わせます。(現段階では向きは無視します。)
例えば下の左図のように、青黄のピースだけ位置があっている場合、残りの3ピースの位置を変える操作をします。
333-09
下の手順(手順3-2)を行います。そうすると3つのピースは上図のように時計回りに動きます。
333-12
「上右右下」ですが、左右逆に「上下上左左下」にすると反時計回りに回ります。(どうでも良い話ですが、真ん中の右右は180°回転するので左左と全く同じです。)

手順3-2を繰り返し、 4か所とも正しい位置にくるまで行ってください。運が良ければこのステップで完成するかもしれません。

ステップ5

最後のステップです。辺の中央のピース(2個または4個)の向きを合わせます。
2個異なる場合は2パターンあります。1つ目は下図のように、向かい合っている場合です。
手順3-3を行うことで、手前と奥の向きを同時に入れ替えることができます。4か所異なる場合は、手順3-3を2回繰り返すことになります。
333-10
手順3-3
333-14
手順は長いですが、良く見ると簡単ですね。「上3回、右2回、下3回」と覚えればOK。最後の→→は覚えなくても見れば分かるので覚える必要はありません。

2パターン目は下図のように、隣り合う場合です。少し厄介ですが、手順3-3の前後に小細工をします。(手順3-3’)
333-11
手順3-3′
333-13
この前後の小細工の意味ですが、最初は右の赤黄のピースを奥にもっていき、その後手順3-3により赤黄のピースの向きを変えた後、元に戻す、ということです。

これで完成です。

オマケ(中央のピースの向きを変える)

絵柄のあるキューブでは、中央のピース6個の向きまでそろえないといけません。とりあえず上記の方法で6面そろえてください。

分かりやすくするため、点と矢印が→ ・ (矢印の先に・がある)のようになれば向きがそろったとします。完成形は下のようになります。
333-20

では、最上段から向きをそろえていきます。
下図の例だと、黄色の面です。中央のピースを左に90°回せばOKです。
333-21
手順3-4
333-22
180°回したい場合や反時計回りに90°回したい場合も応用が利きます。
黄色いピースがどのような動きをしているか確認しながらやれば、この手順は簡単に覚えられます。
注意点:この操作で変化が起こるのは上と下の2か所(上の例だと黄色と青の2か所)のピース、ということです。この点は覚えておいてください。

次は側面の4つのピースです。上の注意点で書いたように、2か所同時に変わるので底面を常に下側にくるようにやれば、側面は完成します。

運がよければこの時点で全て向きがそろいますが、運が悪いと下のように180°異なっています。そこで手順3-5を行います。
333-23
手順3-5
333-24これを5回繰り返します。
4×5=20なので操作の数は合計20ありますが、覚えるのは上の4つだけで良いので覚えやすいでしょう。

これで完成!
ここまで自力で出来れば絵柄のあるキューブが出来る、ということになります。

さて、ここからが大事な話です。
以上の手順を覚えれば、3×3×3のキューブをマスターしたことになりますが、だからと言って何度も3×3×3のキューブをやりたいというモチベーションが上がるわけではありません。
たいていの人は「出来るから、もういいや。」となると思います。

そこで登場するのが数字のキューブです。
こういういやつ↓です。
sudokube-1
解く手順は上記と同じですが、かなり頭を使います。本当に「パズルを解いている」感じなので、何度も楽しめます。これは自作できるので是非おススメします。

説明は「3×3×3(数字)」のページをご覧ください。

Vキューブは動きが滑らかなのでおススメです!

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