4×4×4

4×4×4のキューブの解き方です。
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まずは中央のピースからそろえていきます。
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ここで使うテクニックは1つ(手順4-1)。例えば下の図のように、手前の青いピースを上にもっていく場合です。そのまま上に動かすと他の面に影響するので工夫が必要です。
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そこで手順4-1では、他の面に影響しないように移動させます。
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その前に・・・
下図(例1、2)の赤枠のピースに着目します。上に上げた時に並ぶように上段を回しておきます。
例1
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例2
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手順4-1(上記の例1の場合)
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手順4-1のポイントは「いったん向こう側に移動させ、その後戻す」です。入れたいピースが底面にある場合も同様に、180°向こう側に移動し、その後、180°回して元に戻せばOKです。

手順4-1を繰り返せば中央の4ピースは全てそろいます。下図は最後の段階。
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次は辺の中央の2ピース(下図のオレンジ部分)です。
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まず、下図をご覧ください。のピースを揃える場合、下のような位置関係にします。
まず基準となるピースを手前の上に持ってきます(手前が緑上が赤になっているとします。)
その場合、相方のピースは上段奥には上が緑向こう側が赤となるようにします。
この場合、手前の緑赤のピースの隣のピース(黄色、オレンジのピースとします)の相方のピースを下の図のどちらかにします。このとき、相方のピースの向きに注意してください。(手前の面の色が異なるようにします。)
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上図の左のパターンの場合は手順4-2を、右の場合は手順4-2’を行います。

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手順4-2と4-2’は左右対称なので、どちらかを覚えれば大丈夫でしょう。最初のステップで1組そろえたあと、次のステップでは(黄オレンジの)相方のある向きに動かす、という点を覚えておきましょう。

さて、手順4-2や4-2’を繰り返すと次々とペアが出来ていくのですが、運が悪ければ最後に下図のようなパターンが残ってしまいます。下の例ではのピースとオレンジのピースがペアになっているパターンですが、手順Aをやることで奥側のピースは反転可能です。

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手順A
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この動きは3×3×3でも使ったと思います。

さて、話は戻って、このペアが出来た場合の解き方ですが、いくつかあります。まずは簡単なやり方から。まずは手順Aを行うことで、下図の位置関係になるようにしてください。
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最初に手前を右に90°回し、続いて手順4-2’を行うことで、いったんこのペアを解消します。
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そうすると、これまでそろっていたペア(赤黄とします)がくずれ、そろっていない組が3個出来ますが、場所を変えて、手順4-2や4-2’が出来るような位置関係にします(下図中央)。その後、再び手順4-2を行えば3つ同時にそろいます(下図)。

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では2つ目の方法です。上の方法と比べるとちょっと複雑ですが、覚えておいたほうがよいでしょう。5×5×5以上のキューブでも使えるので。

とりあえず下図の状態からスタートします。
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新たに覚える手順は下図のように上の3か所のピースを時計回りに移動させる、というものです(手順4-3)。手順4-3のあと、もう一度手順4-3をやればOKですし、あるいは手順4-4を行っても構いません。では順に説明します。
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手順4-3(3ピースの移動)を繰り返す場合はもう一度3か所のピースが移動するので完成します(下図)。
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手順4-4(4ピースの移動)は下図の中央の図のように上面の4つのピースを反時計回りに移動する動きです。これを行うことでピースがそろいます。
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さらに別の方法として、手順Aをやったあと、手順4-3または手順4-4を行う、という方法もあります。しかし、実際の場面で手順Aをやるべきかどうかの判断をするのは難しいと思うので参考までにどうぞ。
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では手順4-3のやり方です。は向きが変わる(上面と側面が入れ替わる)ことを示します。
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覚え方。移動させたい3つのピースのうち、手前にあるピースの列(上図の場合は2番の列)からスタートします。「233233(または左右右左右左)を上上下下上下。途中に180°回転を入れる。」と覚えましょう。ちょっと長いので覚えづらいかもしれませんが。

また、下図のような3ピースを移動させたい場合は左右反転させた手順4-3’(反時計回り)を行います。
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スタートが3番(右)なので、左右反転し「322322(または右左左右左左)、上上下下上下」となります。

次は手順4-4です。この手順では以下のような動きをします。この動きでは4つすべてのピースの向きが変わります。
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操作は簡単ですが、かなり手数が多いため、途中で間違わないように集中してやりましょう。とくに覚え方はないのでこのまま丸暗記しましょう(笑)。ちなみに、見れば分かるのですが、最初の2ステップと最後の2ステップは逆の操作(元に戻す操作)になっているので、最初の2ステップを覚えておけば最後の2ステップは覚える必要はありません。

この手順も5×5×5以上のキューブで非常に有効なので、是非覚えておきましょう。ちなみに、この4×4×4のキューブでは使いませんが、5×5×5以上のキューブでは手順4-4を2回繰り返す場面が出てきます。その時、1回目の最後と2回目の最初のステップを省略することができます。(下図。手順4-4’)
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さて、ここまでの操作で以下のオレンジ色の部分がそろいました。
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この図を下図のように分けて考えると、ここから先は3×3×3の方法で完成させることができます。
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だた、ひとつ難しいのは、3×3×3の場合と比べると4×4×4は面の中央の位置が移動してしまいます。これは4×4×4以上の偶数のキューブに共通していることです。例えば、下図のような場合は、手前の黄色の4ピースと上面にある赤の4ピースを入れ替えないといけないといけません。
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解決方法は手順4-1に似ていますが、少し違うので手順4-5とします。
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これも「いったん向こう側に移動したあとに戻す」というイメージです。

その他は3×3×3と全く同じなので省略します。これで完成!

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